バスクチーズケーキの焦げは食べても健康的に大丈夫でしょうか?
このような質問を頂きました。
食に関する商売をしていると色々な質問を頂きます。
バスクチーズケーキの焦げ自体は、一般的に食べても問題ないとされているので、
あまり心配しなくても大丈夫です。以下に説明・理由を書いておきます。
焦げは身体によくないという人もいますが、焦げの内容によって違ってきます。
ホットケーキやパンの焦げは小麦粉と砂糖が反応して生成をされますが
バスクチーズケーキの焦げはカラメル化をした砂糖そのものです。
キャラメリゼとも呼ばれます。
バーナーで炙るクリームブリュレをイメージして頂けると嬉しいです。
小麦粉によってできる焦げは、老化を促進させると言われている「AGEs」ができると言われています。
通常のチーズケーキは小麦粉を少しだけ入れていますが、それは問題になるような量ではないと思います。
私ども熟成バスクチーズケーキは小麦粉及び粉を入れていませんので
より安心であるとも言えます。
バスクチーズケーキは通常のチーズケーキよりもかなり高温(180℃~220℃)で焼くために
砂糖がカラメル化をします。
そしてそのカラメル化した焦げの苦味とクリームチーズのとのバランスが
より良く引きたててねっとりとした味わいになります。
砂糖自体の温度が165°Cを超えると特有の香気成分が生じ、香りも変化します。
その焦げが熱が中まで入るのを遅らせて食べた時の粘性、ねっとりにつながります。
中まで火が通るとスフレやベイクドチーズケーキのようになり
バスクチーズケーキの特徴であるとろとろにならなくなります。
もちろん焦げを健康的に意識的に避ける方もいらっしゃるかもしれません。
ホットケーキやパンの焦げとは違うものであるという事、熟成バスクチーズケーキには
小麦粉を入れていないこともご理解頂き、適量を考え楽しんで頂けたら幸いです。
海外だと焦げは全て悪という地域もあり、バスクチーズケーキでも
焦がさないという場所もあります。
それをバスクチーズケーキと呼ぶかは私どもでは言えません。
私たちのチーズケーキは
チーズ感があり
なめらかで
ねっとりとした
甘さ控えめ
なグルテンフリーのチーズケーキを目指しております。
冷凍で今の味を出すのに凄い苦労をしました。
冷凍ケーキは贈り物、お取り寄せに最適だと言われます。
これからも熟成を追求していきたいと思います。
2024年7月16日更新